腕力スィングのあなたに! お勧めはスロ-・バックスィング!

 2021全英チャンピオン・モリカワ選手の、スロ-・バックスィング
 試してみませんか? 腕力に頼らないスィング!!

 スロ-・バックスィングは、オ-スチン打法へも近道です !

スロ-・バックスィングの利点は、!

素振りで、体幹筋、骨盤、下半身の動きを、簡単に認識・意識できることです。
腕力に頼らないスィングへの第1歩(キィポイント)、それは、左二の腕と胸郭の接触を保つことです。

では、早速始めましょう !
まず、左二の腕と胸郭の接触です。

キィ・ポイントとなる、左二の腕と胸郭の接触を保つのは、右腕がスィング軌道をリ-ドする、バックスィングの開始から、右腕(肘)が伸びるインパクト迄です

左二の腕と胸郭の接触を保つことで、ショットの正確性を担保すると同時に、身体(ボディ)全体を使った、腕力に頼らない、下半身主導のボディ・スィングが可能になります。

初めての方にお勧めできるのは、エクササイズ・チュ-ブの利用です。!
エクササイズ・チュ-ブを使用することで、意識せずに、左腕(二の腕)と胸郭の接触を保つことができます。
初めての方でも、左二の腕と胸郭の接触を保って、自然にスィングすることができるようになります。

エクササイズ・チュ-ブを使ってスィングを繰り返し、ご自分のスィング感触・感覚を覚えることは、上達のための近道になります。
スィング動作を繰り返し、ご自分の知覚神経がどう感じるかを経験的に学んでいくことは、全てのゴルファーにお勧めできます

更に、お勧めできるのは、ハ-フウェイダゥンの素振りです。
エクササイズ・チュ-ブを装着したハ-フウェイ・ダゥンの素振りは、(特に)初めての方への、『最初のドリル』としてお勧めできます。

オースチン流ハ-フウェイダゥンの素振り

第2歩(キィポイント)は、下半身主導のスィング体感です。

下半身(の力)でスィングする感覚・リズムを覚え、腕力に頼らないヘッドの走りを実感できるまで、実践します。

目標斜め右に向って、僅かに押す右手首のフォワ-ド・プレスを合図に、バックスィングの開始、左足踵を僅かに上げて膝を前に曲げ、右手首を背屈(右45度)します。

重心は左足踵から母指球へ移動します。
左膝の曲げと共に、左肩甲骨を下げるようにして、股関節、膝をゆるめると、左腋が縮み、左肩が下がり、右肩は上に上がり、上半身が僅かに捩じられます。
上半身の捩じれに伴って、両腕もスィング軌道を描きながら、上半身の動きに連動してバック・スィングが始まります。

骨盤は左下がり、右上がりの状態で骨盤が捩じれ、左股関節は前に、右股関節は、斜め右・後方へ移動(シフト)します。
腕力に頼らないバック・スィングは、上半身・骨盤の動き(捩じれ)に連動して、右腕がバック・スィング軌道を描いていきます。右腕の単独の動きではありません。
身体全体の動きに連動して両腕も動いて、バックスィングの軌道を描くんです。

切り返しのダゥンスィングからインパクトに向かって、クラブを抛る(投げる)動きの中で、右手首は、自然に伸展(リリ-ス)されます。
バック・スィングの右手首の動き(背屈)は、意図した動きですが、ダゥンスィングの手首の伸展(リリ-ス⇒投げる・抛る動き)は、上半身に連動する自然な動きです。
右腕が脱力していれば、ダゥンスィングの動きの中で、自然に、自動的にリリ-スされます。
水切り石投げの経験者であれば、手首が自然にリリ-スされる感覚が理解できると思います。同じ身体の使い方なんです。

スィングは、目標が3時とすると、10時から4時へ向かってスィングする! これが、オ-スチン打法です。
体験して、動きの感覚を掴んでください!


参考情報: トロンボ-ン操作(右腕の動き)

スィングを主導する(バッ・クスィングからインパクト直後迄)右腕の動きは、トロンボ-ンを演奏する時の右腕の使い方と同じである。(ダン師匠の教え)
重要なことは、バックスィングから切り返しのダゥンスィング、右肘が伸びるインパクト直後まで、右肘は右腋の近くを前後するように動きます。

トロンボ-ン操作がわからない

参考情報:グリップ

グリップは、中指、薬指、小指を中心に、グリップするイメ-ジ!です。 3本指の中心は小指です。
親指、人差し指は、グリップにあてがっている、添えているイメ-ジです。
私の現在グリップは、テンフィンガ-(野球グリップ)ですが、
実質6本指(左右の中指、薬指、小指)でスィングしています。

参考情報:踵重心

アドレス時は、両足踵・土踏まずの重心で、両足の外側(アウトエッジ)がお勧めです。
また膝頭は、両膝とも外向きがお勧めです。
アプロ-チは左足踵に重心、バンカ-・ショット、ロブ・ショットは、右足踵に重心です。

バックスィングからダゥンスィングへ(切り返すタイミングで)、右足踵に重心(重力)を体感できるようになれば満足です。
切り返しの右足踵重心ができるようになると、楽に飛距離を伸ばすことが出来るようになります。
右足踵重心で、左脚も膝を伸展させつつ母指球から踵に重心を戻し、左脚旋回軸が完成します !

いざ! インパクトへ❣(続く)