オ-スチン法の基本は、アプローチ・ショット で覚えていくのが近道です。
アプロ-チ・ショットは、小さなショット(1/8)から、ハーフショット(4/8)の4種類です。
4種類のアプロ-チショットで、インパクト・ゾ―ンの手首の動き、身体の動きを習得するのが近道です。
最初に説明したいのは、前腕は回転させない! です。
バック・スィングからフィニッシュまで、前腕は回転させません。
前腕を回転させないメリットは、常に、クラブ・フェースをスィング・プレ-ンに相対(直角に)できることです。
その結果として、当然のことですが、ショットの正確性が確実に向上します!
クラブ・フェ-スを団扇に見立てた、スィング動画で確認してみましょう!
正確性を担保する、前腕を回転させない手首の動きを、繰り返しご覧ください!
◎Ⅰ 小さなショット、1/8ショット
フルショット(8/8)の1/8の飛距離が得られるショットです。
フルショットが80ヤ-ドのサンドウェッジでは、10ヤ-ド、
フルショットが120ヤ-ドの9番アイアンでは、15ヤ-ド、
フルショットが160ヤ-ドの6番アイアンでは、20ヤ-ドの距離が得られます。
1/8ショットで、インパクト前後の手首の動きを覚えます。
全てのショットに共通する、右45度・左45度、合計90度の動きです。
初めてスィング(体験)した時は、小さな動きでも、動きがゆっくりで負荷がかかり、筋力が必要だと思ったことを思い出しています。
最初は、動きに慣れるように、クラブなしの状態(両手を合わせた状態)で、左45度・右4度、左右90度の動きを繰り返して、両手首の左・右の動きに慣れることをお勧めします。
左右の動きに慣れたら、次に、重要なことは、手首のリラックスです。
クラブを握っての最初の素振りは、両手の間隔を空けるグリップ(スプリット・グリップ)で実践しましょう。
クラブフェ-スが目標線上を動くように気配りして、素振りを繰り返します。
バックスィングで、あるいはインパクト・ゾ―ンで、フェースが、目標線上から外れるのは、前腕が回転している状態です。
クラブ・フェ-スが目標線上を、左右に外れないように素振りをするのが上達の近道です!
難しいことは何もありません。時間が解決してくれます!
スィングの前に行うフォワ-ドプレスも参考にしてください!
Ⅱ コータ-(2/8)ショット
まず、ダン師匠のコ―タ―ショットをご覧ください!
2/8ショットは、使用するクラブのフルショットの1/4の飛距離が得られます。
フルショットが80ヤ-ドのサンドウェッジでは、20ヤ-ド、
フルショットが120ヤ-ドの9番アイアンでは、30ヤ-ド、
フルショットが160ヤ-ドの6番アイアンでは、40ヤ-ドです。
2/8ショットで、右腕のトロンボ-ン操作を覚え、スィング軌道の左右90度、合計180度(インパクト・ゾ―ン)の動きを覚えます。
初めての動きは、小さい動きなので難しいかも知れません。両手首と右腕(肘)トロンボ-ン操作は、両手首の左右の動きと右肘を前後させる小さい動きです。
動きに慣れるまでは両腕・手首のリラックスは難しいと思います。
お勧めは、簡単にできるグリップ !
握る力を柔らかくすることに意識を集中します。そのためには中指・薬指・小指の3本に意識を集中します。
できるようになったら、次いで、腕・手首をリラックス、グリップの握りも柔らかく、両腕も脱力することに意識を集中して素振り・スィングします。
1/8ショットと同じように、最初のうちはスプリット・グリップで素振りを繰り返すことで、時間の経過と共にリラックスできるようになります。慣れてしまえば、自然な動きなんです。
お勧めできるのは、両手の間隔を10センチ以上空けるスプリット・グリップです。
両手の逆方向への動き(左手が左で、右手は右へ、あるいは逆の動きになること)は、リラックスできれば自然な動きになります。
リスト軸を挟んで、両手は、反対方向に動きます。
リスト軸は両手の中間地点です。
更にお勧めできるのは、ゴムチュ-ブの利用です。
初めて利用される方は、左肘のみにトレ-ニング・チュ-ブを装着して、素振りをします。
素振りでは、1/8手首の動きに続き、左膝を僅かに前に曲げ(踵を僅かに上げ)、左腋を縮め左肩を下げ、右肘を後方に引くバック・スィングです。
2/8のトップ・ポジションは、シャフトが地面と平行状態、目標線と平行になります。
2/8フィニシュ・ポジションも、シャフトが地面と平行状態、ヘッドは、目標を指します。
動作がスム-ズにできるようになるまで左腕にチュ-ブに装着した状態で、素振りを繰り返します。
滑らかにスィングできるようになったら、チュ-ブの位置を左肩口に、徐々に近づけていきます。最終ポジションは肩口です。
左肘の上方(肩口部分)に装着しての素振りで、素振りが滑らかにできるようになったら、試打(ボ-ルを打つ実践)してみましょう。
試打の結果が不満足なら素振りに戻る!
これを繰り返しながら、試行錯誤することが、上達への早道です。 是非、お試しください!
お勧めできるトレ-ニング・チュ-ブは、こちらです。
トレ-ニング・チュ-ブの使用開始時は、両肘上に、慣れるにしたがって、上に(肩口に)近づけていきます。
上達への近道(必需品)です。 お勧め出来ます!
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