皆さん今日は、
「最高のゴルフ・スゥイングを求めて」のタイトルで、オ-スチンの理論を紹介したフィリップ・リ‐ドです。
オースチンのゴルフ理論は、学術用語で記述されています。
学術用語で記載されたオースチンのゴルフ理論を、普通の言葉に置き換えながら、私一人で、詳細な説明や・解説をしていくことは容易なことではありませんでした!
執筆は、完成できるだろうか?
自分一人で、オースチンの理論を明快に説明することが出来るだろうか?
最悪の場合には、執筆の途中で挫折することになるかもしれないと想定しながら、調査を開始しました。
幸にも、執筆の事前調査で、マイク・オースチンの弟子・友人でもあるダン・ショーガーと話をしているうちに、ダン自身がオースチン理論を深く理解し、分かりやすく説明してくれることに気がつきました。心強い、同志を得たことで、完成への道筋が見えたと感じました。
ダン・ショ-ガ-は、オースチンの学術用語を、日常の、普通の言葉に置き換えて、誰にでもわかる言葉で、例えを付け加えながら説明してくれたのです。
オ-スチンの理論を、「最高のゴルフスィングを求めて」と題して完成させることが出来たのは、ひとえにダン・ショ-ガ-の助けがあったからだと思っています ! 感謝です。
タイトル: 完全なるゴルフスィングを求めて
第1章 300ヤ-ドの壁
第2章 偉大なスィング理論
第4章 賭けゴルフ
第6章 ハリウッド時代
第9章 オ-スチンとPGA
第14章 ギネス記録
第18章 オ-スチンの足跡
オースチン理論は、PGAの理論とは異なる点がありますが、ショットの正確性や飛距離を伸ばすのは、最高だと思っています。
もしゴルフを習いたい、しかも手っ取り早く、もっとパワフルに飛ばしたい方には、オースチン法をお勧めします。
驚くような結果が期待できます.
私事(リ-ド)になりますが、初めてダンに会った頃、私のドライバーの飛距離は220ヤード、多くのアマチュアと同じスライサーのゴルファーでした。
私にとって、300ヤード・ドライブは夢でもあり、大きな壁のようなものでした。
オースチン法の基本動作を繰り返しながら、実践に励み、初めて自分の壁を超えた時の記録は、336ヤードでした。
あなたも、オースチン法で、ご自分の壁に挑戦してみませんか?
ご健闘を祈ります。(2004年 後書にて、フィリップ・リード)
以下は、Web編集者の追加情報
私(小野)に、オ-スチン法を教えてくれたダン・ショーガー師匠は、25年間オースチン博士と共にして、この理論を十分理解した上で、わかりやすい言葉で、オースチン法の普及に努めまていました。
2013年11月に、ロスでお会いしたときは、余命幾ばくも無いと話していましたが、本人の予言通り、翌2014年2月に亡くなりました。
ダン師匠は、「How to kill the ball」、「21st century golf swing」の解説本と教習用DVDで、オースチン法を紹介しています。
邦訳は、「How to kill the ball」が、「ゴルフボールのかっ飛ばし方」(川島康男訳)で販売されています。
誰もがオースチン博士のように515ヤードを打つのは無理ですが、300ヤードは可能です、挑戦できます。
オースチン博士とは ?
Dr. Mike Austinの履歴>
1910年 英国生まれ
1921年 米国移住
1928年 PGAツアープロ
1974年 全米シニアでギネス記録515ヤード
1984年 南カリフォルニア州年間最優秀プロ
1989年 脳梗塞で右半身不随
2005年 95歳で逝去
● 右半身不随となった79歳まで、当時のシニア・ツアーでの平均ドライビング記録は312ヤードでした。
当時のツアープロを凌駕する飛距離は、驚嘆に値します。
● 因みに、現在のPGAツアーで飛距離トップを争う、
バッバ・ワトソンが313ヤード、ダスティン・ジョンソンは311ヤードです!(2014.9.1現在)
● PGAの公式記録の詳細は、こちらのPGAツア-でご覧下さい。
オースチンの弟子●マィク・ダナウェイ
1955年生まれ
フットボール奨学生
膝の怪我でゴルフに転向
マイク・オースチンに師事
ドライビングコンテストで優勝を重ねる
日本開催の、ドライビング・コンテストでも、優勝している。
ショ―ガ―の弟子●ジェィコブ・ボーデン
1976年生まれ、
身長188センチ、体重95kg
コンピュータ技師:約4年就労、
2003年1月ショ―ガ―に師事、
当時のハンディは14、
2003年ピナクル・ドラコンで優勝、
382ヤードを飛ばしプロに転向
訂正です。
生命線に沿ってクラブを振っては間違いです。、
生命線に沿ってクラブを握ってが正しいです。
訂正させて頂きますと共にお詫び申し上げます。
グリップに関するコメントありがとうございます。
感情線に沿って(平行に)クラブを握ります。DVDのパ-ト1でご紹介した通り、オ-スチンのグリップは、スクェアかウィ―クのフィンガ-・グリップです。
感情線と平行になるように、人差し指から小指の第1関節に添わせるように握ると、(自分の場合は)手のひらが大きいせいか、親指がグリップのセンタ-ライン上ではなく、内側といいますか、フックグリップのようになって、どうしたものかと悩んだ経緯がありました。私の場合とは、状況が異なるようですが、手のひらは普通のサイズで、指が極端に長いということなのでしょうか?
参考になるかどうか分かりませんが、自分の場合には、二木ゴルフで太いグリップに交換してもらい解決しましたが、参考になりますか?
小野先生のコメントにあるボールのかっ飛ばし方を読みましたが、グリップの握り方の説明にある生命線に沿ってクラブを振ってとあるのですが、この方法だと薬指、小指が余って違和感を感じます。このまま生命線に沿って違和感が無くなるまでグリップし続けて良いものなでしょうか。ご教授頂ければ幸甚です。
オースチンのスイングを見ていると、トロンボーンを吹いているようには見えない。グリップは右耳の後ろに高くあり、トロンボーンを吹いたトップでは右肩の上か少し下の低い位置。そこに違いがあるように思う。どっちが正しいか。
実際にスイングすると、トロンボーンを吹く様に振るとフラット気味。しないとアップライトに感じる。そして方向性はアップライトの方が良いようだ。
さて、どっちが正しいのだろうか?
コメントありがとうございます。
3年前にダン師匠の「ボールのかっ飛ばし方」を読んだ後、オースチンのスィング動画を見た時、同じ疑問を持ったことを思い出します。オースチン自身の動画は、殆どが脳梗塞で倒れる以前のものです。トロンボーン操作の概念は、ダン師匠がわかりやすく説明するための、例えの概念です。オースチンの動画を見ると、バックスィングの軌道はインサイドに上がるのが目につきます。このインサイドに上げる為には、①右腕トロンボーン操作で左腕を胸に引きつけてバックスィングする②脊柱・胸・左肩の動きに連動して、トップポジション、いわゆる【クラブを投げる体勢】に持っていくとの説明は、わかりやすいと思いますし、オースチン自身も認めていることです。トロンボーン操作のバックスィングでは、ご指摘のように、トップポジションは両肩の線上か、若干上に出る程度です。オースチン自身の高いトップポジションとは、明らかに違うと思われるでしょうが、オースチン本人は拳上している意識が無いのだと思います。トップポジションは、身体の柔軟性や、体格ー前腕の長さなどにも影響されます。
重要なのは、拳上する意識がなければ良し、投げる体勢になっていれば良しの基本です。このトップポジションの位置は、シャフトを回転させていないので、ショットの再現性には影響を与えないと考えます。オースチン法のバックスィングでは、手首の回転に関する顛末、練習機フラマーに関する顛末等々、バックスィングに関する話題が多々ありますが、難しい、重要な操作がバックスィングに集中している事の証明だと思っています。