ギネス公認記録は、1974年9月25日、ラスベガスのデザ-ト・ロ-ズG.C.5番ホール (現在の、ウインターヘッド・ゴルフコースらしい?)、全米シニア・オ-プンの2日目に記録された!
全米シニア・チャンピオン大会2日目の、
5番ホ-ルは、時速25マイル(風速11m)の追い風だった。
同伴のメンバーは、PGAツアーで優勝経験のあるチャンドラ・ハーパー、それに、ピート・フレミング、ジョー・ブラウンの四人だ。
その日のマイクは、好調なティーショットを連発、
パー5のうち2つをドライバーと7番アイアンですませていた。
5番ホールは、フラットな450ヤードのパー4、
同伴のチャンドラー・ハーパーは、君のように飛ばすプロは、見たこともない。
このホールは、「試しに狙ってみたら」とけしかけた。
使用クラブはウィルソンの44インチ・パーシモンヘッド、
シャフトはエキストラ・スティッフのスチール、
球はバラタの100コンプレッション。
オ-スチンは、特に気合を入れて振ったわけではないが、グリーンを狙っていた!
普通のスイング・スピードにみえたが、球は、普段なら20フィート上がったところで放物線カーブを描くところを、そのまままっすぐ飛んでいった。
そんな当たりはそれまで見たことがなかった。
観戦していた妻のタニヤは、「神様が空中にボールを留め置いた」と語っている。
球は、グリーン・エッジ(グリ―ン手前の縁)に落下、バウンドしてホールの65ヤード先まで転がっていった。
ピッチング・ウェッジでグリーンに乗せたが、3パットしてボギーだった。(一同大笑)。
デザ-ト・ロ-ズは、改名したとの情報⇒名称は不詳
タイガ-ウッズの挑戦
米国の人気トークショー「ラリーキング・ライブ」に出演したタイガー・ウッズは、ギネス公認記録515ヤ-ドに挑戦した顛末を語った。
時は、1998年 全英オープンの練習ラウンド
場所は、ロイヤル・バークデールG.C.
追い風が吹きすさぶ中で、記録更新を狙ってあらん限りの力を込めてボールを打ったが、412ヤード(103ヤード不足)に過ぎなかった!
[In search of great golf swing] より抜粋
参考:PGAツアーのドラコン記録(2015年現在)
2番目は、 デービス・ラブⅢ 2003年 471ヤード
3番目は、 ダスティン・ジョンソン 2011年 463ヤ-ド